A 学業不振の状況に応じて、指導や警告、試合や練習への参加制限があります。米国では、学修支援室での学修時間を定めて義務づける事例もあります。
全国大学体育連合と朝日新聞社が行った調査(2015年)では、運動部学生が学業不振の場合、指導・警告・参加制限などを定める規定を全クラブで設けていると答えた大学は5.3%。クラブ単位で設けていると答えた大学は27.6%でした。具体的な方法としては、以下のような回答がありました。
- クラブ内でルールを作り、各学年における取得単位数が不足の場合は、半年間選手登録をしない。
- スポーツ推薦入学制度適用サークルに限り、サークル部長が該当学生と面談を行い、サークル部長は学生部へ指導内容を報告する。
- 試合への出場を制限している場合がある。
- 低単位学生に対し、参加制限を定めている。