(目的)
第1条
- 公益社団法人全国大学体育連合(以下「この法人」という)に、大学をはじめとする高等教育機関における体育の教育研究を推進するため、研究助成制度を設ける。
- 本制度の選考対象となる教育研究は、この法人の大学会員(専任の教職員・研究員等を含む)あるいは個人会員による、大学をはじめとする高等教育機関における体育教育の振興、発展・向上、開発に寄与せんとする実践的研究であり、特に斬新な視点に基づいた着想を有するものとする。
- 英文ではJAUPES Grant-in-Aid for the Promotion of the Study of University Physical Educationと表記する。
(選考の委員会)
第2条
- 研究助成の選考のために、常務理事会に「大学体育研究助成選考委員会」(以下、「研究助成選考委員会」という。)を設ける。
- 研究助成選考委員会は次のように組織する。
(1) 委員長は調査部長がその任にあたる。
(2) 委員は大学会員所属教員とし、常務理事会で決定する。 - 研究助成選考内規は別に定める。
(研究助成対象者の決定)
第3条
研究助成選考委員会の報告に基づいて、研究助成対象者を常務理事会で決定する。
(選考結果の公表)
第4条
研究助成対象者の公表は、3月の通常総会における報告およびこの法人の機関誌『大学体育』(以下「本機関誌」という。)に掲載して行う。
(研究助成受給者の義務)
第5条
- 研究助成受給者は、この法人の研究論文誌『大学体育スポーツ学研究』(以下「本研究論文誌」という。)の編集委員会が定める期日までに、その研究の成果を論文にして投稿しなければならない。本研究論文誌の編集委員会が当該投稿された論文を不掲載と決定した場合、研究助成受給者は、本機関誌にて、その研究の成果を報告するものとし、この法人の編集・出版部が定める期日までに論文を提出しなければならない。ただし、特定の研究課題を設けた場合は、常務理事会において募集時の条件として研究助成受給者の義務を本機関誌へ報告することで足りるとすることがある。
- 研究助成受給者は、特段の事由もなく所定の期日までに本研究論文誌に論文を投稿できなかった場合、助成額の全額を速やかに返金しなくてはならない。また、次年度から2年間にわたり研究助成を申請できない。
- 研究助成の申請後、研究期間終了までに、研究助成受給者(共同研究者も含む)が会員校から会員校でない大学等の組織に移動した場合、あるいは研究助成受給者(共同研究者も含む)の所属する大学がこの法人を退会した場合、直ちにこの法人の個人会員として入会申請しなければならない。
(応募の制限)
第6条
過去に研究助成受給者に選定された者は、共同研究者も含め、第5条に定める研究の成果としての論文について、本研究論文誌または本機関誌に論文の掲載が確定するまでは、新たに研究助成に応募出来ないものとする。
(雑則)
第7条
本制度を運営するに当たって必要な内規等は、常務理事会が制定できるものとする。
(改廃)
第8条
本規程の改廃は、理事会で行う。
附則
- 本規程は、平成24年3月13日より施行する。
- 本規程は、平成25年12月14日より施行する。
- 本規程は、平成28年2月23日より施行する。
- 本規程は、平成29年2月21日より施行する。
- 本規程は、令和元11月1日より施行する。